たまたま通りかかった五所神社
「板碑」がきちんとした形で残っているのは珍しいとご住職さん?が説明してくれました。他に2枚千葉県の手賀沼、光明寺にあったもう1枚は割れてしまったとか…
五所神社の五所とは?
現在の材木座は、乱橋村と材木座村の二村からなり、乱橋村には三島社、八雲社、金毘羅社が、材木座村には諏訪社、視女八坂社がありました。
1868年(明治元年)、このふたつの村が合併し「乱橋材木座村」となり、1873年(明治6年)には三島社が鎮守として村社に格上げされました。その後1908年(明治41年)には他の4社が合祀され五所神社となったそうです。
五所神社の境内

鳥居と桜はよく似合いますね


板碑
こちらの板碑が、欠けることなく残存している珍しいものです。梵字で大日如来の種子「バン」が刻まれています。(これと対をなしていると言われているのが光明寺の板碑で、阿弥陀如来の種子「キリク」が刻まれています。)
仏教の諸尊を梵字一文字で表したものを種子(しゅじ)といいます。
古文書なびより
仏尊を象徴的に表すものとして、板碑・石塔・石仏・お札や古文書・曼陀羅などに見られます。)

五所神社アクセス
所在地:〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座2丁目9−1
電話:0467-25-0949
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