八雲神社は、日本最古の厄除け開運の神社。地元では「八雲さん」や「お天王さん」などと呼ばれ親しまれています。
後三年の役の際、源義家の弟である新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ・源義光)が奥州に赴く途中で、疫病が流行っていたこの地に、京都祗園社の祭神を勧請したのが起源といわれています。(「後三年の役」とは、1083年(永保3年)~1087年(寛治元年)に起こった、奥州の支配者・清原氏の内紛に、陸奥守(むつのかみ)である源義家が介入して起きた戦いのことです。)
「鎌倉祇園社」や「祇園天王社」などと呼ばれていましたが、明治維新の神仏分離により「八雲神社」という社名に改称しました。
裏山から衹園山ハイキングコース(八雲神社~東勝寺跡)に入ることができ、神社脇にハイキングコースの入口があります。
鎌倉最古の甘縄神明宮(神社)の御朱印も、こちらの社務所でいただくことになっているようです。

甘縄神明宮 鎌倉最古の神社
甘縄神明宮 鎌倉最古の神社といわれています。北条時宗「産湯の井」があったり、安達盛長(源頼朝の家臣)の邸跡の石碑があったり、川端康成の居宅が横にあったり、多くの著名人が関わった神社です。
八雲神社境内へ


新羅三郎義光手玉石
ご神木の下にある丸い2つの石は、新羅三郎義光手玉石です。

庚申塔(寛文10年銘)

本堂

春の花

このほかにも、入口付近に立派な海棠(カイドウ)の木があります。
八雲神社のお祭り
- 正月6日 新年初神楽
- 7月第2土曜日を含む3日間、神幸祭(大町まつり)は、天王唄を歌いながらの大規模な神興渡御で知られています。また、その4基ある神輿の下を幼児を抱いてくぐり、無事な成長を祈願する「神輿くぐり」も行われます
八雲神社へのアクセス
〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町1丁目11−20
拝観料:無料
駐車場:なし
鎌倉駅から徒歩8分くらい
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