(7) – チャートをセットし、デモトレード

デモ口座にMT4のインストールが完了できたら、いよいよ、トレード練習とそのルールの検証を行います。

ここでは、チャートをセットするところからはじまり、チャート上の値動きを確認しながら実際に注文を入れ、損切り価格をセットし、そして決済するまでの一連の流れを見ていきます。

デモ口座でのトレードの目的は、実践トレードに慣れることはもちろんですが、最大の目的はトレードルールの検証にあります。

見直すべきところはこの時点ですべて見直して、トレードの曖昧さをいっさい排除するためです。

MT4にチャートをセット

下記手順に沿って、これからトレードで使うチャートをセットします。

インジケーターのインストール

まずは、チャートに表示させるインジケーターをインストールします。

  1. MT4を立ち上げる
  2. 「ファイル」⇒「データフォルダを開く」
  3. MQL4フォルダ内のIndicatorsフォルダ内に、必要なインジケーターをすべて入れる

テンプレートのインストール

  1. 1.2.の手順は、上記(1)インジケーターのインストールに同じ
  2. templatesフォルダ内に、トレードで使うテンプレートファイルを入れる

テンプレートを開く

次にテンプレートをインストールします。

  1. いったんMT4を閉じたあとに再起動する
  2. 「ファイル」⇒「新規チャート」から、取り引きしたい通貨ペアを選択
  3. 開いたチャート上で右クリックし、今回使用するテンプレートを選択

これで、あなたのチャートが用意できました。

最後に、問題なく表示されているか確認します。

注文から決済までの流れ

それでは、注文から決済までの流れを具体的に見ていきます。

(1)「オーダー発注」画面を起動

  1. お使いのチャート上で右クリック
  2. 「注文発注」 → 「新規注文」をクリック
  3. 『オーダーの発注』画面を起動させる

(2)オーダーの発注

『オーダーの発注』画面から、成行(その時の任意の価格)で注文を入れる場合を例にとって、その具体的な手順を見ていきます。

  1. 通貨ペア:取引通貨ペアを確認する
  2. 数量:数量を入力する
  3. 決済逆指値:希望する損切り価格を入力する
  4. 注文種別:成行注文であることを確認する
  5. 売りの場合には「成行売り」ボタンを、買いの場合には「成行買い」ボタンを押す

これで注文操作は完了です。

最初のうちは、ひとつひとつの項目をゆっくりと確認しながら進めて下さい。

特に複数のチャートを開いているような時には、意外な間違いをすることがあります。

ロットを間違えて入力したり、売りのつもりが実は買い注文をしてたり・・まさかと思うような間違いがないとも限りません。

(3)注文した情報をチャート上で確認

チャート上には入力したそれぞれの価格がラインで描画されますので、注文した内容で間違いがないかどうか念のため確認します。

このようにして注文されたポジションは、無事に利益が乗って決済した時、または、残念ながら損切りされた時のいずれかの時点でいったん整理され、ポジションなしの状態に戻ることになります。

様々な注文方法、損切り、決済方法を動画で確認

MT4上での様々な注文、損切り、決済のやり方を下記動画で確認することができます。

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