香水の基本知識:香調(香りの系統)による分類、香水の作り方、つけ方、男性用・女性用フレグランス一覧
香水、フレグランス

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香水の香調(香りの系統)による分類

香水はその香調によってもいくつかに分類されます。一般的には、複数の香調を組み合わせて香水を作ります。

香りのベース

基本的にどのような香水も、その香りのベースとなっているのがフローラルで香水全体の60〜70% を占めています。フローラルに、幾千とある別の香料をブレンドすることにより様々な香水を作り出しているわけです。

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香りの系統一覧

フローラル

草花から抽出される香料を中心としたタイプです。

柔らかな甘い香りのものが多く、あらゆる場面で使いやすいタイプです。世界の香水市場の約6割以上を占めており、最も人気がある系統と言われています。

バラ、ジャスミン、スズランなどの花の香りです。

シトラス

レモン、オレンジ、ベルガモットなどの爽やかな清涼感のある香りです。

こうした柑橘系の香りは、持続時間が短いので、軽い感じで香らせたい時に便利な系統と言えます。

主にレモンやライムの香りでオーデコロンに多く見られます。

アルデヒド

合成香料類の総称で、フローラル系の濃厚な香りを指します。

シプレ

ヨーロッパに生息する樫の木の苔をベースに、ベルガモットなどを使用した深みのある香りです。

花の香りの中に、どこか懐かしい土の柔らかい感じを思わせる、心地よい香りがします。落ち着いた大人の印象を与えてくれますので、フォーマルなシチュエーションに合う香りです。

ベルガモット、オークモスを基調とした香りです。

フゼア

ラベンダーやオークモス、ゼラニウム、クマリンをベースにした香りで初めて合成香料のクマリンが発見された時期に出始めた香水です。

香りの特徴としては、渋味がありエネルギッシュで男性的なイメージの香りです。

オリエンタル

東洋をイメージしたエキゾチックな香りで、妖艶さを兼ね備えた香りの香水が多くあります。

アンバーやムスクなどの動物性香料に、白檀、ユリなどのウッディ系な香料が多く使用された深みのあるセクシーな香りです。

バニラ、没薬(ミルラ)や乳香(オリバナム、フランキンセンス)などの天然樹脂系を基調とした香りです。

アニマリック

ムスク、霊猫香などを基調にした香りです。

ウッディ

白檀、パチュリなど香木を基調とした香りで、多くは男性向けとして使われます。

オゾンマリン

90年代はじめ頃から登場した新しい香りで、水や空気のような爽快さと透明感で人気があります。男女問わず抵抗なく使える香りです。

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