香水のアルコール濃度による分類
香水は、アルコールの濃度によって大きく4種類に分類されます。
香水の香りの元になるものはアルコールに溶かされた香料によるものですから、その香水にどれくらいのアルコールが含まれているかによって香りの持続時間も違ってきます。
パルファン(Parfum)
- アルコール濃度:15〜20%
- 香りの持続時間:5〜7時間程度
- 特徴:香りに、奥深さや豊かさがあります。
オー・デ・パルファン(Eau de Parfum)
- アルコール濃度:10〜15%
- 香りの持続時間: 4〜5時間程度
- 特徴:パルファンに近い品格を保持しながら価格が手頃なのが魅力です。
オー・デ・トワレ(Eau de Toilette)
- アルコール濃度:5〜10%
- 香りの持続時間: 3〜4時間程度
- 特徴:朝付けて昼にほんのり香る程度で、軽やかで昼用としてよく使われます。
オー・デ・コロン(Eau de Cologne)
- アルコール濃度:3〜5%
- 香りの持続時間:1〜3時間程度
- 特徴:低濃度で周りの人を気にせずに使え、気分のリフレッシュに使われます。