香水の効果
人間の嗅覚というものは、神経系統に非常に大きな作用をもたらすと言われ、香水に含まれる香料には人とってプラスになる効果が色々あると言われています。
香水は直接的に体に作用するものではありませんが、香りを嗅ぐことで、気分や心理状態だけではなくて、脳とか神経、免疫系統などにも間接的に影響を与えるわけです。
睡眠を改善したり、ストレスを緩和したり、作業効率を上げたり、疲労感を軽減したりと、香りには実に様々なプラス効果があるようです。
リラックス・リフレッシュ
ジャスミンやイランイランの匂いは気持ちを高揚させ、ラベンダーやリナロールの匂いは気分を落ち着ける効果があります。このように、人は香りを嗅ぐことで、リラックスしたり、リフレッシュすることができると言われます。
ストレスの緩和
香りの作用の中で最も一般的に知られているのがストレス緩和の効果です。
ラベンダーやバレリアン、ジャスミンやレモン、ペパーミントなどにはストレス反応を緩和させる作用のあることがわかっています。
異性を魅惑する
フェロモンと言う言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。
フェロモンというものは、鼻の先端にある小さなくぼみ(鋤鼻〔ジョビ〕器官)で感知され、性欲やホルモン分泌をつかさどる視床下部と言うところに反応を与えます。
1987年頃に、デービット・バーライナー博士によって、人にもフェロモンを感知する器官が鼻の中に存在していることがわかりました。これをヒトフェロモンと言います。 これを香水に応用してしたものがフェロモン香水と分類される香水です。つまり、フェロモン香水と言うのは、異性を魅了する目的のために開発された香水です。
フェロモンというのは、本来、性欲やホルモン分泌をつかさどる視床下部に反応を与え、嗅覚とは異なる、つまり、第六感で感じ取られることで、知性や理性を通り越した、脳のもっとも原始的な部分である本能に働きかけるわけですから、異性を魅了するということに関して、目に見えない効果を発揮するのかもしれませんね。
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