かぶ(蕪)について
かぶの外国名
turnip(英)、navet(仏)
かぶの科属
アブラナ科アブラナ属
かぶの出回る時期
春、晩春~初冬だが、一年中出回る。10月~11月が味が良い。
かぶの原産地
温帯ヨーロッパもしくは中近東といわれている。
かぶの成分
90%以上が水分で、根にビタミンC、加水分解酵素アミラーゼが含まれる。葉にビタミンC、ビタミンA、カルシウム、鉄分が含まれる。
スポンサーリンクかぶの種類
ヨーロッパ型かぶ
耐寒性が強い
- 山内(やまうち)……福井県、質がかたい。かぶらずしに使われる。
- 長カブ……質がかたい。漬物にむく。東北から関東。
- 温海(あつみ)……山形県。質がかたく、漬物にむく。
- 開田(かいだ)
- 小カブ……ヨーロッパのミランホワイトと同系。質はやわらかく良い。漬物、煮物にむく。
- 覆下
- 時無
- 野沢菜……漬物にむく
- 稲扱菜(いねこきな)……漬物、干菜としてつかわれている。
- 羽広菜(はびろな)…… 〃
- 鳴沢菜(なるさわな)…… 〃
- 長禅寺菜…… 〃
アジア型カブ
- 天王寺(てんのうじ)……関西、東海、九州に分布。煮物にむく。
- 尾張……愛知
- 屋島……香川
- 武久(たけひさ)……山口
- 博多据(はかたすわり)……福岡
- 寄居(よりい)……新潟。質がやわらかい。煮物、汁物、漬物にむく。
- 今市(いまいち)……奈良。甘みがあり質が良い。ふろふきや漬物にむく。
- 聖護院(しょうごいん)……関西、甘みがあり質が良い。
- 大野紅(おおのべに)……色がついている。甘みがあり酢漬けにむく。
- 豊蒔紅……青森。
- 蛭口(ひるぐち)……滋賀
- 万木(ゆるぎ)……滋賀
- 米子……島根
- 日野菜の豆知識(ひのな)……上半分は紫、下半分は白い。漬物にされる。桜漬け。
- 津田カブ……島根。煮物、漬物にむく。
- 酸茎菜(すぐきな)……京都市上賀茂
- 伊予緋(いよひ)