入浴時に必要な入浴介助ベルトを、売ってるものを参考に手作りしてみました。
参考にさせていただいたのは、株式会社特殊衣料さんの「介助ベルトたすけ帯V型」です。
入浴介助のグッズは色々ありますが、本人の希望と、訪問看護ステーションからきてくださっている作業療法士さんのお勧めが「さらし」だったことから、どんなもんかと、作ってみました。
OTの先生(作業療法士さん)お勧めは、さらしでしたが、家にある使い古しのシーツを利用しました。
強度を増すため、4枚重ねにして帯にしてあります。
オレンジ色の部分も、強度のためのテープです。縫い付けてあります。
入浴介助ベルト作成サイズと、対象者の身長
身長165~175cmくらいの大人が利用するのに丁度よさげなサイズです。
作成帯のサイズ
・帯の幅は、8cmくらい。
・腰回りの帯の長さは、160cm。片ちょうちょ結びなので短めです)
・後ろから前に渡す2本の帯の長さは、50cm。
ただし、後ろ側は横帯に取り付ける分として+5cm、前側は輪になっているので、その折り返しの部分として+10cmくらい必要です。
なので、合計65cmの帯を作って取り付けていることになります。(わかりやすい画像がなくてすみません)
固くなってしまわないように、今回は手作り初めてということもあり、ベルト芯は入れてありません。
横帯の前での結び方
片方のみ輪を作るちょうちょ結びです。
それを前提にしてるので、帯の左右の長さが違っています。もし、両輪のちょうちょ結びをするのであれば、横帯の長さをもっと長くしないと結びにくいですので、注意が必要です。
気を付けること
かなりの体重がかかると思うので、横帯と縦帯はしっかり縫い付ける。
合計8枚の布+補強テープを縫うので、ミシンの針を一回曲げてしまいました。もっと慎重に、枚数の多いところを縫うときは、布の送りと針の動きがぎゅっってならないように、リズムよく縫うことが大事だと思いました。
使ってみて、気づいたことがありましたら、追記していこうと思います。
片ちょうちょ結びでいいのか、とか、水に濡れた時に布がどんな感じになるのか、取ってを付けてないので、介助者は横帯を直接つかむことになりますが、それでいいのか、などなど。気になっていることはあります。もし、問題なければ、追記はしません。
入浴介助ベルトの使いかた。
一言で言うと、ふんどしのように使うのですが、うまく言えません。どのように使えばいいのかイメージできないかと思いますので、特殊衣料さんの介助ベルトおたすけ帯V型の商品説明ページにある動画がとてもわかりやすいので、もし、作成しようという方は見ておいたほうがいいですね。
作るのは面倒って方は、アマゾンでも買えます。画像をクリックするとAmazonに飛びます。
この画像↑見ると、装着時の感じがわかりますね。
自分で装着してみてたところ、なんとなくですが、かなり安定感もあって、湯船に入れるときに安心してできそうな気がしています。
お風呂には、なるべくストレスなく、安全に入れたいものですよね。
コメント
介助ベルトを作ってみようという心意気がすばらしいですね。
こういう晒しのものは肌に触れても痛くないだろうし、できたらいいなあと思いました。
ただ、うちは浴槽から引き上げる時、結構引き上げる力が必要になるので、
手作りは断念かな。。
お使いになってみてどうだったかなどの情報もあげていただけると嬉しいです!