自分でできる車のリペア術〜浅いキズの補修
必要なアイテム 車の補修・修理手順 ワンポイントアドバイス浅いキズの補修 - キーやコイン、小石でついた浅いキズ
キーやコインなどで引っ掻いてついたキズや、小石が当たり塗料が小さく剥がれてしまったという場合は、カラータッチで補修できます。
必要なアイテム
- マスキングテープ
- カラータッチ
- 細目の耐水サンドペーパー
- 楊枝
- 中性洗剤
- 極細のリキッドコンパウンド
- あて木
- ラッカー薄め液(必要に応じて)
車の補修・修理手順
汚れ・油脂を取り除く |
1. 塗る面のサビや汚れ、油分、カビなどろ完全に取り除きます。 細い溝に入り込んだ汚れや油分は、楊枝など先の細いもので溝から掻き出しましょう |
マスキングテープ |
2. キズの周りにマスキングテープを貼ります。 余計な部分に塗らないようにするためなので、キズぎりぎりに貼ってください |
カラータッチを塗る |
3. 極細の筆で、カラータッチをキズに沿って点を打つように筆先で盛りつけます。 塗りにくい場合は、ラッカー薄め液で少し薄めて使用してください |
細目サンドペパーで削る |
4. 約1週間後に、細目の耐水サンドペーパーで石鹸水(うすめた中性洗剤)をつけながら、削りすぎないように平らに仕上げます。 石鹸水は、コップ1杯の水に中性洗剤を2〜3滴たらしたぐらいのものを使用しましょう |
極細リキッドコンパウンド |
5. 仕上げに、極細のリキッドコンパウンドで表面に光沢が出るまで磨きます。 磨くときは、ペイントが剥がれないように、キズに沿って作業しましょう。 |
ワンポイントアドバイス
- 耐水サンドペーパーで水研ぎする場合、キズの幅に合わせて割り箸を短く切ったものをあて木として使い、様子を見ながらなでるように少しずつ磨くと、キズの部分以外の塗料を削ることなく、きれいに仕上がります。
- 『クリア層だけのキズなら、クリアのカラータッチで』
メタリック、パール・マイカ系の場合、キズがクリア層だけなら、クリアのカラータッチで補修できます。キズを濡らしてみて消えるようなら、ダメージはクリア層のみ。消えなければその下まで削れています。その場合、カラータッチで補修後、上塗りにクリアを使用するとより美しいツヤが得られます - 『あて木コルク』(Holts社)
均一に力が加わり、キレイに磨けます
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