コロ!鎌倉の桜を行く 桜満開コース

この記事は約5分で読めます。

ワンコ犬と一緒に行ける鎌倉の旅(第2回)のご紹介。

今回は、3月末に桜のお花見をしながらの鎌倉巡りです。

段葛→鶴岡八幡宮(大イチョウ)→円応寺→建長寺→亀ヶ谷坂→海蔵寺→化粧坂→葛原ヶ岡

※当時はペット不可ではなかったはずの鶴岡八幡宮。
2022年現在は、このような看板が立てられていますので、本宮内はワンコ犬連れでは、もう入れません。残念です。

犬ペット不可看板
境内につき犬(ペット)等を連れての参拝はご遠慮下さい

登場するのは、僕コロと姉タンと師匠の3名です。

前回の旅はこちら⇒ 第1回 さすが湘南☆ボーイ♂ 通ですねコース

旅の一覧はこちら⇒ コロの鎌倉アルバム 湘南☆ボーイ♂コロ 鎌倉を行く!

コロ!鎌倉の桜を行く 桜満開コース

段葛→鶴岡八幡宮(大イチョウ)→円応寺→建長寺→亀ヶ谷坂→海蔵寺→化粧坂→葛原ヶ岡

すっかり鎌倉通のコロです。
この年の桜はせっかちで、3月末でもう満開です。
僕の姉タンもかなりせっかちですが・・・・。

それでは、さっそく歴史のお勉強をしながら、今回の旅をご紹介しましょう!

さぁ~、初めての江ノ電に乗って「いざ鎌倉!」

江ノ電藤沢駅

桜並木の段葛

段葛は、鶴岡八幡宮のニの鳥居から始まります。それでは出陣!


段葛は、源頼朝が妻政子の安産祈願のために畠山重忠などの御家人に命じて造らせた鶴岡八幡宮の参道だ。

当時は由比ヶ浜まで通じていたけど、現在はニの鳥居から三の鳥居までの約500メートル。両脇に桜が植えられているんだ。

※2歳の僕が行っていた頃の桜は古木だったけど、2014年(平成26年)から整備工事か行われ、今は若い木に植え替えられたんだよ。

鎌倉段葛の桜
2021年のさくら

鶴岡八幡宮

いや~見事ですねぇ~。

源氏の池の桜だよ~。

源氏池の桜です
源氏池の桜
平家の池とコロ

鶴岡八幡宮の源平池は、太鼓橋の両側にあって、八幡宮に向かって橋の右側が源氏池、左側が平家池です。

源氏の池には3つの島が、平家の池には4つの島があるんだ。
これは源氏の「産」、平家の「死」をかけたものなんだ。

夏には蓮がきれいだよ。

昔は源氏の池には白い蓮が、平家の池には赤い蓮が植えられていたそうです。

源氏の池に浮かぶ弁天様にお参りだぁ

平家の池の弁天さま
姉タンが撮った写真は少し斜めだなぁ~
姉タンと僕。(撮影:師匠)

鎌倉の八幡宮は、源頼義という人が材木座に建てた(元八幡)のが始まりで、鶴岡八幡宮は源頼朝が建てたんだ。
中世鎌倉の歴史は、八幡様がすべて見てきたんだよォ。

大銀杏の木

姉タンの話によると、枯れている木が正面にあるらしい。

そんなはずは・・・。

大銀杏の木

あらまぁ~有名な大銀杏のことを言っているらしい。銀杏だから今の季節、葉っぱがないもんなぁ~。
でも、ふつう、枯れてると思うかなぁ?

大銀杏の木
鶴岡八幡宮の大銀杏は、2010年(平成22年)3月10日未明、倒れてしまいましたよ、、、けっこうなニュースになっていましたよ。

その後、

根と幹から新たな芽が吹きだし成長を続けています。

大銀杏の切り株と新しいイチョウ

現在。大きく育ってきました。銀杏の生命を感じます。

大銀杏の木 新緑のころ
新緑の頃の大銀杏
大銀杏の木
現在の大銀杏の木です(秋の写真)。

※七夕飾りです(おまけ)

七夕まつり

閻魔大王の円応寺

円応寺

円応寺は雪ヤナギがきれいだったよ。

雪やなぎ
白いボクと、白いユキヤナギ。お似合いでしょ?

円応寺の仏殿に入ると、死後の裁判官である十王がかなり厳しい顔で座っています。
本尊の閻魔大魔王は、大王の像を彫るために生き返させられた運慶がつくりました。
運慶は嬉しくて笑いながら彫ったので、大王もどことなく笑っているように見えることから、「笑閻魔」と呼ばれているんだよ。

建長寺(鎌倉五山第一位)

建長寺は、臨済宗建長寺派の本山で鎌倉五山第一位。
五代執権の北条時頼が建てました。
建物が一直線に並ぶ、禅宗独特の配置となってるんだ。

建長寺門

三門は「たぬきの三門」と呼ばれています。昔、和尚さんにお世話になったタヌキが、三門再建の時に勧進僧に化けて資金を集めたんだって。

建長寺三門
建長寺三門
建長寺
コロ


けんちん汁ってありますよねぇ。

建長寺汁がなまって「けんちん汁」になったという噂だよ。

しだれ桜
枝垂桜です。とてもきれいでしょ。

姉タンは枝垂梅といってきかないんだ。
写真家のおじさんに「枝垂桜だよ」と言われてやっと納得してたよ。

さすがに、そばにいるのが恥ずかしくなったよ。

どっかで枝垂梅を見たんだろうね。形が似てるからな。

建長寺
建長寺で休憩するコロ
建長寺の中

花の寺 海蔵寺

海蔵寺は、源翁(げんのう)禅師の開山。

現在動物・ペット禁止です!

花の寺海蔵寺


昔、那須野で、狐の霊が石となって、その石に触れるとみんな死んでしまうので恐れられていました。
禅師が自分の杖で叩くと、石が砕け、災いもやんだんだそうです。

禅師の杖が金槌のような形をしていたので、大工さんの金槌は「げんのう」と呼ばれるだってよ。

走る犬コロ
海蔵寺

カイドウのつぼみが大きくなってきていました。

海蔵寺のカイドウ

葛原ヶ岡

最後は葛原ヶ岡の桜です。

葛原ヶ岡

少し疲れたので、バックに入って師匠に運んでもらってます。お姉タンも化粧坂登るのに疲れたらしい。

コロ運んでもらう

葛原ヶ岡は、倒幕を企てた日野俊基が処刑された場所。俊基の墓や、俊基を祀った葛原岡神社があるんだ。


次回の計画を師匠に考えさせているので、お楽しみに。

前回の旅はこちら⇒ 第1回 さすが湘南☆ボーイ♂ 通ですねコース

旅の一覧はこちら⇒ コロの鎌倉アルバム 湘南☆ボーイ♂コロ 鎌倉を行く!

次回の旅はこちら⇒ 第3回 コロ!鎌倉の日蓮を行く 立正安国論コース

コメント

タイトルとURLをコピーしました