ハーブ成分の抽出するポイント
スポンサーリンク使用直前に細かく砕く
ハーブの表面積を増やして成分を抽出しやすくする。
細かくカットしたり、すり潰すと効率よく抽出できます。
ただし、使う直前に行なわないと、酸化が進んでしまいますので、「直前」に細かくすることが大切です。
お湯の温度は95度以上で、水は水道水で
お湯の温度によってハーブから溶け出す成分が変わってきます。ハーブは95度以上の熱湯で抽出しましょう。熱湯を使ってもビタミンCは完全には壊れません。
水で抽出する場合はくみたての水か軟水のミネラルウォーターを使います。沸かしてしまったり、くみおきした水は酸素が抜けているのでハーブの抽出には適しません。
また、硬水はミネラル分が多すぎるため、ハーブの浸出が妨げられてしまいます。
抽出時間はハーブの部位によって
花や葉など、やわらかい部分のハーブは3〜5分熱湯に浸せば成分が抽出されます。根や種子など硬い部分のハーブは10分以上熱湯に浸して成分を抽出させます。
煎剤の場合は、あらかじめ、冷水に10〜20分浸しておくということもできます。
抽出容器はふたつきがいい
ハーブを抽出している間に揮発性成分が逃げてしまわないように、ティーポットや鍋などは、必ずふた付のものを使用します。
また、磁器、ホーロー製、耐熱ガラス製、ステンレス製などの材質のものを使いましょう。アルミなどは不適です。
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