コロ!鎌倉の古道と禅寺を行く 鎌倉縦断コース

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ワンコ犬と一緒に行ける鎌倉の旅(第5回)のご紹介。

新緑のいい匂いが香る5月の鎌倉巡りを回想します

葛原ヶ岡・大仏ハイキングコース⇒浄智寺⇒円覚寺⇒八雲神社⇒常楽寺

登場するのは、僕コロとお姉タンと師匠の3名です。

前回の旅はこちら⇒ 第4回 コロ!鎌倉の古道を行く 鎌倉アルプス編

旅の一覧はこちら⇒ コロの鎌倉アルバム 湘南☆ボーイ♂コロ 鎌倉を行く!

コロ!鎌倉の古道と禅寺を行く 鎌倉縦断コース

葛原ヶ岡・大仏ハイキングコース⇒浄智寺⇒円覚寺⇒八雲神社⇒常楽寺

葛原が岡のコロ

今回は葛原ヶ岡、大仏ハイキングコースです。
鎌倉七口の1つ、大仏切通を通ってからハイキングコースに入る予定でしたが、大仏切通はがけ崩れのため通行不能でした。

残念です。

葛原ヶ岡、大仏ハイキングコースは、大仏様から北鎌倉の浄智寺まで続いています。
それでは、さっそく歴史のお勉強しながら、鎌倉縦断の旅をご紹介しましょう!

鎌倉七口 大仏坂

大仏切通は、崖くずれで通れませんでしたので、師匠が行った時の写真でご紹介。
鎌倉から藤沢方面に抜ける古道です。

大仏切通

葛原ヶ岡、大仏ハイキングコース

さぁ〜山道です。
大仏トンネルから北鎌倉の浄智寺まで向かいます。
山道散策は、3回目だから、もうこんな坂にもなれました。

しかし、姉タンは、なかなかねぇ。

大仏ハイキングコース入口
大仏ハイキングコースは歩きやすい

これまでに歩いてきた山道に比べると、かなり歩きやすいかな。

と思っていると、根っこの道が出現です。さて、どうやって登るか?

木がぶっ倒れてました。こんな感じのところを歩くのも楽しいねぇ〜。

途中で普通の道になりました。

学生さんに声をかけられ喜ぶ師匠

お姉タンは、こういう道が得意なので、先を歩いています。

こういう道でないと先頭は歩けないもんねぇ。
師匠は学生さんたちに道教えてます。

この後、お姉タンは学生さんたちについていってしまい、迷子になりました。

源氏山にある源頼朝像

源氏山にある源頼朝像です。

源頼朝像

頼朝は1180年関東武士団を率いて鎌倉入りしました。
これにより、鎌倉は日本初の武家の街となります。

頼朝が作った武家による政権は、場所を移しながら江戸時代まで続きます。

葛原岡神社

葛原岡神社は、倒幕を企てて斬首された日野俊基という人を祀っています。

葛原岡神社

日野俊基さんのお墓

日野俊基の墓

再び山道です。

垂直に近い場所だって、1人で登れるよ。

がけ

天柱峰。
浄智寺の竺仙和尚がここからの眺望に感動して名付けたそうです。

天柱峰
天柱峰

浄智寺〜鎌倉五山第四位

北条時頼の三男政宗の菩提を弔うために北条師時によって建てられました。

左が珍しい鐘楼門、右は庭がきれいな客殿だよ。

浄智寺の仏殿は「曇華殿」といいます。

過去・現在・未来の仏様が安置されています。お姉タンは「過去は戻らないからいいやぁ」と言いながら手を合わせていましたが、果たしてそうなのでしょうか?
仏さま!決して悪気があっての発言ではありません。天然ボケというやつです。許してあげてください。お姉タンに何かあると僕がご飯食べられなくなります。

コロ浄智寺

開山には南洲宏海という人が呼ばれたんだけど、師弟の関係などいろいろあったんでしょうなぁ。大休正念という人と兀庵普寧(ごったんふねい)という人も開山和尚となっています。
どうも兀庵普寧子という人は「ゴタゴタ」という言葉の語源となった人らしいよ。

浄智寺門

第二の甘露ノ井。

おいしい水をいただきました。

鎌倉十井「甘露ノ井」です

甘露ノ井
甘露ノ井

たぬき塚

浄智寺裏山には、狸やハクビシンが生息していて、時々、車にはねられたりして死んでいるです。そんな狸たちがここに葬られているんだよ。

たぬき塚

鎌倉・江ノ島七福神めぐりの「布袋さま」

布袋さまのお腹を撫でると元気になるそうです。

お姉タンは、ため息をつきながら手を合わせていましたが、布袋さまは怒らなかったでしょうかねぇ〜?

布袋さまとコロ

円覚寺 〜鎌倉五山第二位

さすがに広いですなぁ〜。

お姉タンは、仏殿で賽銭を入れるとき、100円しかないから、おつりが欲しいと言ってたぞ。あれの身には、そのうち何かが起こるでしょうなぁ〜。もう、僕が謝ってもダメだろうなぁ。

円覚寺

梵鐘

鐘のでかさも凄いや。鎌倉三大梵鐘の一つで国宝です。

梵鐘を見るには、きつい階段を上りますよォ。
お姉タンは苦しさのあまり、着いたとたんギャーギャー言ってました。

円覚寺梵鐘

仏日庵

円覚寺を建てた北条時宗さんのみたまや所(先祖の霊を祀るところ)です。仏日庵にあります。
時宗は中国(元)からの攻撃をなんとか防ぎました。悩む心を助けてくれたのが禅宗であり、開山の無学祖元です。

仏日庵では抹茶が楽しめます。お茶とお菓子が出てきたぞぉ。

しかし、、、僕は水とカリカリです。疲れました。

八雲神社 〜晴明石、庚申塔

これ。八雲神社の晴明石。一番奥が、そうです。

八雲神社晴明石


昔、道路の真ん中に大きな石が埋まっていて、この石を知らずに踏めば足が丈夫になり、知っていて踏めばびっこになると言われていたそうです。だから、びっこ石とも呼ばれています。

その石が八雲神社に置かれています。
お姉タンは、師匠から説明を受けたにもかかわらず、踏んでしまいました。

災難に見舞われそうです。当分、近くにいないほうがいいかも。

横須賀線の踏切近くにもあるんだけど、実は、お姉タンはそこの石も踏んじゃったんだ。
晴明とは、平安時代の陰陽師、安倍晴明のことです。

これがもう一つの晴明石のある所。

晴明石

浄智寺から出て踏切を渡ったところの、五山というお蕎麦屋さんの隣にあるよ!

境内にある鎌倉で最大でしかも最古の庚申墱(こうしんとう)です。

八雲神社庚申塔

「みざるいわざるきかざる」が浮き彫りされています。
余計な事は、見ない言わない聞かないが幸せですなぁ〜。

特に、お姉タンの神さまをも恐れぬ行動や仏さまをも舐めた発言は、、、。
神さま仏さま。僕は何も知りません。

常楽寺

大船駅まで歩いてみることにしました。といっても、僕はカバンで運んでもらっていますが・ ・ ・。

疲れた犬

常楽寺の参道です。
常楽寺には、御成敗式目という武家の法を作った北条泰時が眠っています。

常楽寺

裏山には、源頼朝と政子の娘、大姫(長女)の婚約者木曽義高の塚もあります。
かなり疲れたので写真も少なくなってきました。

いや〜。いい旅でしたが、かなり疲れました。

葛原ヶ岡・大仏ハイキングコースに加え、浄智寺の裏山に上ったり、円覚寺梵鐘の階段を駆け上ったり、常楽寺の裏山を走り回ったりしましたもので…。

でも、新緑の季節、最高でした。

お姉タンは最初から足首が軽い?と言っていましたので、かなり調子が良かったようです。
しかし、びっこ石踏んじゃいましたので残念です。

次回は朝夷奈切通かぁ〜。お姉タンの足が何でもなければいいですが。
次回の計画を師匠に考えさせているので、お楽しみに。

前回の旅はこちら⇒ 第4回 コロ!鎌倉の古道を行く 鎌倉アルプス編

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次回の旅はこちら⇒ 第6回 コロ!鎌倉の古道を行く 朝夷奈切通コース

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