芋茎(ずいき)、芋がらのアク抜きと冷凍保存

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私のパートナーは山形県出身。お正月に親戚から芋がらが送られてきました。

乾燥芋がらは、里芋の茎を干して2週間ほどかけて乾燥させたものなんだそうですが、見た目はなんというかカピカピの根っこというか、細い木が枯れている、手触りはかんぴょうの太いような感じで、初めて見た時は正直、食品には見えませんでした。

ぬるま湯でふやかして、戻して、しっかりアク抜きをしたら、結構おいしいかったので、ここにアク抜きの方法を記しておきたいと思います。

親類からは、ぬるま湯でふやかして、その戻し汁も入れてお雑煮などを作るといいよ、とアドバイスをいただいたのですが、私はもともと普通の里芋をむく時ですら、すぐ手がかゆくなるので、アク抜きは必須です。人によってアクに対する耐性が違うらしく、同じものを食べてもイガイガ感じる人もいれば大丈夫な人もいるようです。

芋がらのアク抜きの方法

1、芋がらを水でよく洗い、3センチ位の長さにハサミで切って、ボールに入れ、水またはぬるま湯を入れ、30分ほど浸しておきます。芋がらが浮いてこないように小さめのお皿を上から重しとして載せておくと良いでしょう。

2、お水を変えて鍋に入れ、お酢を少々入れ、芋がらを茹でます。沸騰したら3分ほど煮てざるに上げ、あら熱が取れたところで絞ります。やけどしないように注意してね。この茹でこぼしを3回行ってアク抜きを終了します。

※少量を途中で食べてみて、アクが抜けていれば茹でこぼしを3回も行わなくても大丈夫です。芋がらの種類によってアクがほとんどないものもあったりものすごくたくさんアクがあるものもあるようなんですね

芋がら乾燥芋茎

芋がらの冷凍保存

茹でこぼしを行い、アク抜きが終了した芋がらは冷凍保存をすることができます。1回に使う分ずつサランラップでパックし、ジップロックに入れて冷凍庫で保存してください。

アク抜きには結構手間がかかります。一気にアク抜きをしておいて冷凍保存しておくととても便利に使えますよ

芋がらを使った料理

  • 芋がらのきんぴら
  • 味噌汁の具にする
  • 煮物
  • お雑煮

芋茎(ずいき)と芋がらの違い

芋茎(ずいき)

里芋の茎、乾燥する前の生のものを指します。なので乾燥ずいきと呼ばれるものは、里芋の茎の皮を剥いで汚れた部分を取り除いたものを天日干ししたものになります

芋がら

芋茎(ずいき)をさらにカラカラに乾燥させたものです。山形では保存食として昔から食されていたようですよ。

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